最近、ネット通販などで数百円〜数千円の「スマホ自己修理キット」が手軽に買えるようになりました。YouTubeなどで修理の手順動画を見ると、「わざわざお店に行かなくても、自分でお金をかけずに直せるかも!」と思ってしまうかもしれません。
しかし、スマホ修理のプロから言わせていただくと、ご自身での修理は「絶対にやめていただきたい」非常に危険な行為です。
実際に当店でも、「自分でバッテリーや画面を交換しようとして、どうにもならなくなった」と泣く泣くお持ち込みいただくケースが後を絶ちません。今回は、自己修理がなぜ危険なのか、よくある「3つの悲劇」を解説します。
安物買いの銭失いになる?自己修理の3つの罠
1. 数ミリの違いが命取り!「ネジの付け間違いによる基板破壊」
スマホの内部には、肉眼ではほとんど見分けがつかないほど小さなネジが何十本も使われています。実はこれ、場所によって「長さ」や「太さ」がコンマ数ミリ単位で全く違うのです。 短いネジを入れるべき場所に、誤って長いネジを締めてしまうとどうなるか?ネジが本体の奥深くまで突き抜けてしまい、スマホの脳みそである「基板」を破壊し、二度と電源が入らなくなります(これを専門用語でロングスクリューダメージと呼びます)。
2. 二度と使えなくなる機能も…「ケーブルの断線」
スマホの内部は、画面やカメラ、各種センサーを繋ぐ「ケーブル」がパズルのように折りたたまれて密集しています。 スマホを開ける際やパーツを外す際に、ピンセットやヘラが少し滑っただけで、髪の毛のように細いケーブルが簡単に切れてしまいます。特に、Face ID(顔認証)やTouch ID(指紋認証)のパーツを断線させてしまうと、セキュリティ上の理由から新しいパーツに交換しても二度とその機能は使えなくなります。
3. 一歩間違えれば大やけど・火災に!「バッテリーの爆発」
これが最も危険な理由です。スマホのバッテリーは、本体に超強力なシールでガチガチに接着されています。 これを剥がそうとして、金属のヘラで無理にこじ開けたり、バッテリー本体を少しでも折り曲げたりしてしまうと、内部の層がショートして一瞬で発火・爆発を起こします。顔の近くで火柱が上がり、大ケガや火災に繋がる恐れがあるため、知識や専用の工具がない状態でのバッテリー交換は命に関わります。
自己修理の失敗は、結果的に一番高くつきます!
「数千円節約しようとして自分で修理に挑戦したら、基板まで壊してしまい、結局スマホを数万円で新しく買い替える羽目になった…」 「大切なデータが全て消えてしまった…」
このような後悔をされているお客様を、私たちは何度も見てきました。スマホの内部は皆さんが想像している以上に繊細で、ほんの少しのミスが致命傷になります。
スマホ修理は「餅は餅屋」です!プロにお任せいただくのが、一番安全で、結果的に一番安上がりになります。
当店では、専用の工具と専門知識を持った熟練のスタッフが、安全かつ迅速に修理を行います。もちろんデータはそのまま、即日お渡しが基本です。 もし「自分で開けてしまって元に戻せない!」という場合でも、状態によっては復旧可能なケースもありますので、無理に触らず、そのままの状態ですぐに当店へお持ち込みください。安全第一で、お客様の大切なスマホをお直しします!